こんにちは(^^)/
就労移行支援事業所ななころ取手です(^_-)-☆
今回のブログは就活が決まった利用者さんについて取り上げたいと思います。
Sさん(20代女性)がななころを正式利用し始めたのは2020年の6月でした。
本人にとっても渡したち支援員にとっても長いようで短かった時間でしたが、どんな課題でも積極的に挑戦し、学び続ける彼女の姿勢にはスタッフ、他の利用者さんにも良い刺激を与えてくれる存在でした。
最初は体調や心のバランスに悩んでいた時期がありましたが、様々なプログラムをこなし、自分と向き合うことで成功体験を積み重ねて大きく成長して行きました。
自分より後に入ってきた利用者さんを気遣ったり、スタッフのお手伝いを自分からしてくれたり、自分主催のイベントを企画したりと気が付けばコミュニケーションの中心にいる姿を見て今回の就活は絶対大丈夫だろうと密かに確信していました。
そして先日、内定の知らせが届いたというわけです。
大きく成長を遂げたSさんでしたが決してここまで簡単な道のりではありませんでした。
何事も一生懸命なSさんでしたが、時には頑張りすぎてしまったり、物事と気持ちの折り合いをつけるのが少し苦手な面もありました。
それでも自分と向き合い、時にはスタッフと相談しながら一つ一つ課題を乗り越えて行きました。
きっとななころという小さな社会においていろんな人と関わり合う中で、少しずつ世界が広がり、景色が変わっていったのだと思います。
そうして徐々に自信が付いてきたころに就活も始まりました。
持ち前の真面目さ、丁寧さで応募書類はすんなり完成し、模擬面接に取り掛かりました。
最初はスタッフも意外なほどに緊張し、相手の目を直視できずにガチガチ状態で受け答えをしていましたが、事業所のみんなに緊張しないコツを聞いてみたりと試行錯誤を重ねるとどんな質問にもはきはきと答えられるようになりました。
そうした地道な努力を積み重ねた結果見事に内定を勝ち取ってくれました。
最後の利用日にはささやかながらお祝いのセレモニーを行い、別れを惜しみながらみんなで気持ちよく送り出すことが出来ました。
彼女にとって大きなステップである就活はこれで一つの区切りを迎えましたが、同時に新たなスタートラインでもあります。
私達も定着支援という形で今後も関わりますが、願わくばななころでもそうできたように今度は大きな社会の中で自分の世界を広げていってほしいと切に願っております。
この度は本当におめでとうございます(^ω^)
次に会う時は社会人同士、お互いに成長した姿でお会いしましょう!!
☆ななころ取手は全てのプログラムの見学・体験、無料相談が可能です。
少しでも興味のある方はぜひお問い合わせ下さい(^^)/