ミュージアムパーク茨城県自然博物館に行ってきました!

こんにちは(^^)/

就労移行支援事業所ななころ取手です(^_-)-☆

暑い日が続いていますね汗

くれぐれも熱中症にはお気を付けくださいね(__)

さて今回のブログは6/30に実施した遠足イベントについてご紹介致します。

ななころ取手史上初の市外へのお出かけイベントでしたが、かなり前から綿密に打ち合わせをして、熱中症対策をふくめた安全面に配慮し無事に終えることが出来ました。

今回訪問したのは坂東市にあるミュージアムパーク自然博物館です。

何人か行ったことがある利用者さんもいたようですが、総勢19名とこんなに大勢で出かけるのは久しぶりとの事で朝からウキウキ状態でした( *´艸`)

車で50分程の道中でしたが、率先して車酔いしやすい人に助手席を譲ってくれたり、4文字しりとりをしようと提案してくれる方がいて楽しい時間になりました。

集団プログラムで学んでいる社会性・主体性が色んな所に垣間見えてスタッフ大助かりでした(>_<)

現地に到着し、いざ館内に突入してみると恐竜の骨格標本を始め、天体の起源や茨城に生息する動植物や水生生物の展示に加え図書コーナーや飲食コーナーもあり思っていたよりもボリューム感のある内容で、子供だけでなく大人でも楽しめる作りになっていました(*’ω’*)

興味のある展示にくぎ付けになり迷子になりかけるシーンもありましたが、利用者さん同士で配慮してくれた事もありスムーズに見て回ることが出来ました。

校外学習で来ていた小学生さんたちにも順番を譲ったりとここでも社会性・主体性が発揮されていました(^^♪

当たり前のことかもしれませんが、実際に出来るというのは大切な事ですね。

私達職員も利用者さんから学びを得なければいけませんね(; ・`д・´)

そんなこんなで1時間半ほど滞在し、坂東市のソウルフードである焼きそばをテイクアウトし帰路に着きました(^^♪

事業所に戻り、焼きそばパーティーの始まり♪

↓↓坂東焼きそばは細麺で薄味、トッピングでしびれる唐辛子パウダーで味変するという一風変わったものでした!もちろん美味!悪魔的・・・!!↓↓

猛暑の中のお出かけで疲れたのか昼食後にはみんなとろーんとしていましたが、いい思い出になったとポジティブなフィードバックをたくさん頂けたのでイベントとしては無事大成功かなとほっとしております。

今後も参加者の思い出に残るようなイベントを企画していきたいと考えております。

私達がイベント活動が出来ているのも、地元企業の皆さまや関係各所の皆さまのご理解ご協力あっての事です。

この場をかりて感謝を申し上げます。

ななころ取手はイベントも体験参加可能ですので興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね(^^)/

 

 

就職おめでとうございます🌸

こんにちは(^^)/

就労移行支援事業所ななころ取手です(^_-)-☆

標題のとおり今回は利用者さんの就職のご報告です(__)

春先から続々と就職される方が毎月のように続いており、寂しくも嬉しくもある時の速さを感じます。

今回新しいスタートラインを切ったTさん(30代男性)の就職までの取り組みについて徒然なるままに記していこうと思います。

Tさんがななころ取手に通うようになったのは2020年8月の事でした。

当時は、ほとんど自分から喋ることもなく通所も安定しない状態が続きました。

それでも徐々に集団プログラムを通して他の利用者さんや職員と関わる中で段々と自分の内面を見せてくれるようになりました(*´ω`)

グループワークでは最初は簡単な感想を聞かれただけでも困ってしまっていたTさんですが、徐々に慣れてくると相変わらず自分から話す事は少なくても、聞かれたことにはちゃんと答えてくれたり照れ笑いをしたり相槌を打ってくれるようになり気が付けばななころ取手の平和の象徴のような存在になっていました。

イベントにも積極的に参加してくれるようになり、色んなところに出かけました。そのたびに楽しかったと言ってくれたりひっそりとスタッフの手助けもしてくれました。

中でもみんなで行ったボウリングが一番の思い出だそうです( *´艸`)

楽しかった発言がふえてくると同時に週に2,3日の通所がやっとだったのが週4日、5日と通所も比例して増えました。

その後はなんと無遅刻無欠席のフル出勤を達成しています!(^^)!

色々なプログラムを経て徐々に自信を付けていき、昨年の夏ごろ就活を始める事になりました。

スタッフの力を上手く借りながら自己分析から進めて行きました。

その中で自分のペースを大事にして長く働きたいとキャリアアンカーが定まり、多少なりとも興味、やりがいがあり自分らしく働ける職場に的を絞り求人に目を通す日々が続きました。

スタッフと相談しながら気になる求人をいくつか見つけ応募することになりました。多くの求人の中から3つの企業をピックアップしました。

Tさんはあせらず一件ずつ進めたいとしっかりと意思表示をしてくれたので私たちとしてもペースを合わせやすかったです。

1社に対して3ヶ月程じっくり時間をかけて事前準備を行いました。

スタッフと一緒に就活用のスーツを買ったり、履歴書を作成しながら普段の集団プログラムにも変わらず参加してくれました。

もともと農業高校出身であること、物流業界で働いた経験がある事からその経験が生かせる企業を自分で選び、一社ずつ面接、体験を受けて行きました。

口数は少なくても持ち前の粘り強くコツコツと業務をこなす姿勢や常に周囲に配慮した人との関わり方が評価され、体験をしたすべての企業様からぜひうちに来て欲しいとラブコールが届きました。

そして一番最後に応募した企業に自分自身で就職することを決めました。

他の人からしたらとてもゆっくりな就活スピードだったかもしれませんが、Tさんの物事をじっくり考えて最後は自分で意思決定をするスタンスがとても生かされていたのではと思います。

かれこれ2年近くななころ取手に通所してきましたが5月末でいよいよ卒業になりました。

最後の通所日にささやかながらセレモニーを行い、記念品の贈呈と手紙交換をさせていただきました。

涙で顔面汁まみれのスタッフ、笑顔の本人と対照的でしたが頼もしい姿で最後の挨拶をしてくれました。

今後は定着支援という形で関わっていきますが、Tさんの今後のご活躍並びにご多幸をお祈り申し上げます。

この度は本当におめでとうございます!!

障がいをお持ちで就労に一歩踏み出したい方は是非一度無料相談にお越しくださいませ(^^)/