皆さんこんにちは。先週初登場しました利用者Aです。
今週は入所してから半年の私から進路相談を行うまでの過程です。
ぜひ最後までご一読ください。
‐入所して半年‐
ななころでの生活も多少は慣れ、何名かの卒業生を見送る中で、私も就職できるのか?と沸々と焦りが出始めていました。かと言って就職活動するには体力面・精神面もまだまだほど遠い…。まずは決まった時間に起きてななころへ来所する!を1番の目標にし週5日午前中のみの活動からスタートしました。基本的に午前中は個別訓練なのでパソコンで動画学習しレポート提出をしたり、ビジネスマナーの勉強を無理のない範囲で取り組みました。約1∼2ヶ月ほどの期間を経て、生活の基盤を安定させることができました。スタッフと面談の際によく『就労準備性ピラミッド』に照らし合わせて今の自分はどの段階にいるのかを目で見て把握し、少しずつですが達成感を感じながら取り組んでいました。
‐1日通所を再スタート‐
以前は、ななころの環境慣れる事や自分自身への不安や悩み、家庭での出来事があり1日通所が難しかったのですが、生活リズムを改善したことにより体力面も精神面も安定したように感じてます。少し怖かった集団プログラムへの参加を再度始めてみました。まずは、『報連相』を意識することに。
報・・・報告 連・・・連絡 相・・・相談
私は、報告と相談があまり得意ではなかったのですが、集団プログラムは内容によっては難しかったり、体調不良の時もあるため都度スタッフへ『今日は集団プログラムの参加は体調不良のため控えます』『スタッフが隣にいてくれると助かります』などと声を掛けるように努力しました。
更に、新たな集団プログラム『ゼミ活動』が開始し、気になっていた生活部へ入部もできました。生活部では普段のメイク方法や就職メイクの研究∼メイク動画作り・発表などに取り組みました。メイクが得意なスタッフから教えてもらったメイク方法を今でも実践して自信もup✨しました!
報連相を意識するようになって、自分が集団プログラムに自然と馴染んでいくのが分かり参加するのが楽しく、いつの間にか1日ななころにいることが当たり前となっていました。
‐就職準備の段階へ‐
この数か月間は生活リズム改善と集団プログラムの参加をしたことで、自信となりスタッフからも『Aさん最近安定していますね!』『頑張っていますね!』などと褒められることも多くなりました。やっと就職に向けての面談ができるように!
いざ進路相談を始めると、どんな企業に就職したいのか、勤務先や勤務形態などまだまだ考えることが山ほど.。今後の私の目標は、『自分にできること×自分がしたいこと=理想の就職先』を見つけ出すことです。心身ともに無理なく長く働ける環境探しをしていこうと思っています。そのために現在は、障害者手帳を申請しながら様々な企業へ見学に行き、就職先の選択肢を広げているところです。
就職活動以外でも集団プログラム、資格勉強やイベントもあって気分転換をしながら前向きに順調に将来に向けて準備しています。
続きは次週≫
ASD(自閉スペクトラム症)の私が歩む就職活動 vor.3
お楽しみに(*^^)v
ななころは全てのプログラムが見学・体験可能です。
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