ななころスタッフの仕事内容とは??

こんにちは(^^)/

就労移行支援事業所ななころ取手です(^_-)-☆

多くの方々の支えもあり、ななころ取手は利用者さんが定員の20名近くなってきました!

そこで先日Twitterでも周知させて頂いたのですが、新しい職員を大募集しております(∩´∀`)∩

ただ、支援員という職種はあまり一般的ではなく実際どんな仕事をしているのか謎ですよね(/ω\)

そこで今回のブログでは 知られざる支援員の生態についてご紹介致します!

自分なりに日々の仕事を振り返ってみると就労支援員の仕事は大きく分けて3つかなと思います。

①就職のサポート

②プログラムの企画・運営

③事務処理

ざっくりとですがこんな感じです(∩´∀`)∩

それでは1つ1つひも解いてみます。

まずは①就職のサポートについてです。

これが一番のメインタスクですね。

就職活動と言っても利用者さん一人一人のスタートラインはそれぞれ違います。

生活リズムの立て直しが必要な方、自己分析・業界研究が必要な方もいれば社会経験がある方もいれば全く無い方もいたりします。

そこで予め、就職までの道筋を面談を通してある程度具体化する必要があります。

ある種、人の人生に干渉する瞬間なので私たちも自分の事のつもりで頭を捻ります。

ある程度道筋が決まれば、必要な就労プログラムも自ずと分かってきます。こんな感じでななころにいる時間を有効活用できるように利用者さんと二人三脚で就労までのプロセスと進めて行きます。

 

次に、②プログラムの企画・運営についてです。

先ほども少々述べましたがこちらでは主に集団プログラムを担当した際の内容です。

「コミュニケーションに特化した終了移行支援事業所」ということで、私たちは毎日一コマ集団プログラムを取り入れています。

参加してくれる利用者さんが少しでも楽しみながら学びを得られるように1回1回生きたプログラムをスタッフが手作りで用意しています。

この辺の苦労は少し学校の先生と似ているかもしれませんね(>_<)

時事ネタを取り入れてみたり、あえて苦手な事と向き合う内容にしてみたりと試行錯誤しながらスタッフも利用者さん共にプログラムに参加し                              6や切磋琢磨させて頂いております。

 

最後に③事務処理についてです。

私達の就労移行支援は各市町村の行政と連携して行います。

その為、実際に利用される方の手続きを進めたり、就労プロセスの記録を取る必要があります。

なので意外とパソコンと向き合う時間も多いです。

特に月末、月初はこういった付帯業務のピークが来ます。

利用者さんがいる間は出来るだけプログラムにリソースを割かなければいけない為うまく隙間時間を使いながら進めて行きます。

さて、ざっくりと私たちの業務内容を紹介させて頂きました。

冒頭にも記載した通り、弊社では新しい職員を募集中です。

新卒・中途経験の有無は問いませんが上記のような業務が出来る方が望ましいです。

福祉の第一線で人と濃密にかかわる仕事なので苦労も多いですがその分成長ややりがいも多いし次のキャリアにも繋がります。

↓↓ななころ取手は比較的若いメンバーで頑張って運営しています↓↓

興味がある方はぜひお問い合わせください(__)

就職おめでとうございます🌸

こんにちは(^^)/

就労移行支援事業所ななころ取手です(^_-)-☆

標題のとおり今回は利用者さんの就職のご報告です(__)

春先から続々と就職される方が毎月のように続いており、寂しくも嬉しくもある時の速さを感じます。

今回新しいスタートラインを切ったTさん(30代男性)の就職までの取り組みについて徒然なるままに記していこうと思います。

Tさんがななころ取手に通うようになったのは2020年8月の事でした。

当時は、ほとんど自分から喋ることもなく通所も安定しない状態が続きました。

それでも徐々に集団プログラムを通して他の利用者さんや職員と関わる中で段々と自分の内面を見せてくれるようになりました(*´ω`)

グループワークでは最初は簡単な感想を聞かれただけでも困ってしまっていたTさんですが、徐々に慣れてくると相変わらず自分から話す事は少なくても、聞かれたことにはちゃんと答えてくれたり照れ笑いをしたり相槌を打ってくれるようになり気が付けばななころ取手の平和の象徴のような存在になっていました。

イベントにも積極的に参加してくれるようになり、色んなところに出かけました。そのたびに楽しかったと言ってくれたりひっそりとスタッフの手助けもしてくれました。

中でもみんなで行ったボウリングが一番の思い出だそうです( *´艸`)

楽しかった発言がふえてくると同時に週に2,3日の通所がやっとだったのが週4日、5日と通所も比例して増えました。

その後はなんと無遅刻無欠席のフル出勤を達成しています!(^^)!

色々なプログラムを経て徐々に自信を付けていき、昨年の夏ごろ就活を始める事になりました。

スタッフの力を上手く借りながら自己分析から進めて行きました。

その中で自分のペースを大事にして長く働きたいとキャリアアンカーが定まり、多少なりとも興味、やりがいがあり自分らしく働ける職場に的を絞り求人に目を通す日々が続きました。

スタッフと相談しながら気になる求人をいくつか見つけ応募することになりました。多くの求人の中から3つの企業をピックアップしました。

Tさんはあせらず一件ずつ進めたいとしっかりと意思表示をしてくれたので私たちとしてもペースを合わせやすかったです。

1社に対して3ヶ月程じっくり時間をかけて事前準備を行いました。

スタッフと一緒に就活用のスーツを買ったり、履歴書を作成しながら普段の集団プログラムにも変わらず参加してくれました。

もともと農業高校出身であること、物流業界で働いた経験がある事からその経験が生かせる企業を自分で選び、一社ずつ面接、体験を受けて行きました。

口数は少なくても持ち前の粘り強くコツコツと業務をこなす姿勢や常に周囲に配慮した人との関わり方が評価され、体験をしたすべての企業様からぜひうちに来て欲しいとラブコールが届きました。

そして一番最後に応募した企業に自分自身で就職することを決めました。

他の人からしたらとてもゆっくりな就活スピードだったかもしれませんが、Tさんの物事をじっくり考えて最後は自分で意思決定をするスタンスがとても生かされていたのではと思います。

かれこれ2年近くななころ取手に通所してきましたが5月末でいよいよ卒業になりました。

最後の通所日にささやかながらセレモニーを行い、記念品の贈呈と手紙交換をさせていただきました。

涙で顔面汁まみれのスタッフ、笑顔の本人と対照的でしたが頼もしい姿で最後の挨拶をしてくれました。

今後は定着支援という形で関わっていきますが、Tさんの今後のご活躍並びにご多幸をお祈り申し上げます。

この度は本当におめでとうございます!!

障がいをお持ちで就労に一歩踏み出したい方は是非一度無料相談にお越しくださいませ(^^)/