こんにちは(^^)/
就労移行支援事業所ななころ取手です(*’ω’*)
今回は、ぜひ地元の障害者雇用を推進したい企業様に見て頂きたい内容になっております。
近年、法定雇用率が2.3パーセントに引き上げられ、人事部の中に障害者雇用専属の部署を構える企業様も増えているように感じております。
ただ、いろんな企業の方にヒアリングしたときによく聞くのが
①障害について普段関わりがなく、雇ってみないと分からない。
②採用当初は元気に働いてくれていたが、急に出勤が困難になり退職してしまう。
③どんな業務を任せたら良いのか分からない。
このようなご意見でした。
採用をする企業側にとって、おそらく一番重視しているのは長く安定して在籍してくれるか?
だと思います。
実際に2017年のデータではありますが、精神疾患をお持ちの方の就職1年後の定着率は49.3%だったそうです。
実に2人に1人が1年後には何等かの理由で退職してしまっている計算です。
時間と費用をかけて採用したはずが、受け入れ態勢も整えたはずがどうしても継続性をもった雇用に繋がらない現状がございます。
理由はいくつか挙げられますが、大きく分けると
①そもそも相互的にマッチしていなかった。
②コミュニケーションロス
この2つが主になると考えられます。
①のマッチングに関しては
・賃金などの労働条件
・仕事内容が合わない
・体力面のギャップ
などの物理的な障壁です。
②に関しては
・職場の雰囲気に馴染めない
・お互いにうまく話せない
・人間関係
など精神面での障壁です。
実際にこれらの要因をすべて取り除くのは至難の業です。
事業所のプログラムでビジネススキル、コミュニケーション力や心身のスタミナの底上げを目指して頑張っていますが、就労後の企業様の協力があって初めて安定した就労に繋がるのが事実です。
ただ、私たちは障がい者の安定した雇用をコーディネートする立場でもあります。企業と障がい者の間に入り、誤解やトラブルが起きてもスピード感をもって対処致します。
実際に就労後6ヶ月間は定着支援を徹底して行い、如実に離職率も改善しています。
まだまだ、未熟な事業所ではございますが、関係各所並びに雇用を検討される企業様と連携を深めていきたく存じます。
興味がある方は是非お気軽にお声掛けください(^^)/