障害を伝える~私のトリセツ~

こんにちわ!(^^)!三寒四温のこの頃、寒暖差がありますが、事業所の目の前の梅の花が満開に咲き誇っています🌸

就労移行支援事業所ななころ取手です(‘◇’)ゞ

 

先日、事業所では障害を伝えるという講座を行いました。

就職活動の際に気をつけるべきこと

 障害者は自分の障害・障害に対する配慮について具体的に伝えることを躊躇してしまいがちです。

それは、面倒だと思われたら採用されないと考えてしまう、障害について伝えるのが怖い、恥ずかしいといった気持ちがあるからです。

 しかし、例えば履歴書を書く際などに通り一遍のテンプレートのような希望配慮事項を書いても、それが100%自分に当てはまるとは限りません。

 大事なことは、就職したあとでもこういった配慮をしていただければ自分は力を発揮できる。

という方法を相手に伝えることです。

 どうしても障害者、健常者に限らず履歴書や面接の場では、

「パソコンを使うのが得意です。」「◯◯という資格を持っています。」

といった「自分の強み」ばかりを伝えがちです。

 

障害者の場合は、「一人で◯◯出来ます。」といったように、障害があっても皆さんに迷惑をかけませんよ、と強がってアピールしてしまうことが多いように感じます。

ですが、これらのアピール方法は実は逆効果なのです。     

企業側が知りたいのは障害者の強みではなく、障害によって制限されていることはどんなことで、それに対する対処法を持っているかどうか、ということに関心があります。

自分で自分の障害をコントロール出来るのかどうか、ということです。

 

出来ないことに対してどう対処しているかを伝えることが大切

障害のために出来ないことを具体的に伝えることはとても大切なことですが、それと同じくらいに、

「出来ないことに対してどう対処しているか。」

ということが挙げられます。

「こういう配慮をしてください。」

で終わってしまうと、この人はなんでもかんでも人任せなのだろう。仕事に対してもきっとそういう部分が出る、とマイナスな印象を相手に与えてしまいます。

 

では、どうやったらマイナスな印象を与えずに良い印象を与えることが出来るでしょうか。

良い印象を与える、採用しても問題がなさそうだと感じて貰うには、

 

「こういう配慮をしていただければ、私はこういう能力を発揮することが出来ます。」

 

といった具合に具体的な「出来ないことに対してどう対処しているか。」を伝えることが出来れば、採用担当者の信頼を得ることが出来て、採用に繋がることでしょう。

 

障害者であっても自分の障害に対してちゃんと向き合っている、努力をしているという部分をアピールすることはとても重要なことです。

 

わたしのトリセツ

後半のワークでは障がいのある方がご自身の特性と困りごとなどについて周囲に説明したり、理解をwるために自分の取扱説明書、即ち、わたしのトリセツを作成しました📒

 

自分のことは自分が一番よくわかっている、と思うかもしれませんが、自分自身で気づいていない長所や短所などを見つけることができます。

本来持つ長所や短所が分かってくると、それが活かせる会社・職種は何か自然と考えるようになってきます。

また、自身が持つ苦手意識などにもにも目が向くようになります。

結果的に、会社が求めている人物像と合っているかを比較できるようになります。

自分自身を理解して、障害を伝える。簡単なようでなかなか難しいですが、今就活中の方も、これから就活される方も意識してみてはいかがでしょうか(‘◇’)ゞ

 

ななころ取手では1日1日がワクワクにつながる事業所を目指して、微力ではありますが利用者さんと共に成長していきたく存じます✨

 

 

ななころは全てのプログラムが見学・体験可能です💡

サポート特典も充実💡

 

随時問い合わせお待ちしております⇩(*^^*)

TEL:0297-71-3733
E-mail nanacoro.toride@gmail.com

 

 

僕の就活日記📓👔

こんにちは🌞
春なお浅く、朝夕はまだまだ冷え込む昨今ですが、最近の私はといいますと、焼いたパンにバター、マヨネーズ、粒マスタードを塗って、ハムとチーズを挟んでガブリつくことにハマっています🍞少し早めの、春のパン祭り開催中といったところでしょうか🌸
就労移行支援事業所ななころ取手です(‘◇’)ゞ

さて、最近のななころ取手はと言いますと春らしく、2年間ななころに通った利用者さんの就職が決まり、先日卒業していきました🌸

 

2023年3月入所

彼が初めてななころにきたのはマスク着用が個人判断になった2023年の2月でした。数日の体験を行ない、3月から正式に通所を開始しました。
入所当時から生活リズムも安定し、彼の人懐っこい性格もあり事業所にすぐ馴染んでいたのを覚えています。

 

課題発見

日々のプログラムをこなしていく中で課題もみえてきました。
人懐っこさゆえの言葉遣いや、失敗した時の他責志向、納得がいかないことになると塞ぎこんでしまい、その後の怒りのコントロールなどが挙げられました。

それでもスタッフからアドバイスをうけながら課題を自分の中に落とし込み、スモールステップながらも日々意識的に過ごされていました。

 

皆勤賞が自慢

彼のすごいところは、とにかく安定して日中活動ができていたことと言えます。また、集団プログラムやイベントは誰よりも心待ちにし、スタッフをはじめ、他の利用者さんとも積極的にコミュニケーションをとって楽しんでいる姿が印象的でした。

地域のイベントにもい手伝いで参加

 

見学・実習を繰り返し就職活動へ

企業の見学会や体験会がある時は積極的に参加して、どんな仕事がやりたいのか?自分にできることはどんなことか?を実習を通して学び考えながら実際に応募する企業を選定していきました。

いざ、実際に応募してみると不採用が続き、落ち込む様子も少しありましたが最後は実習を経て内定を頂くことができました。

普段の生活で課題を意識しながら、スモールステップでコツコツ積み上げる。
を体現したかのような2年間だったように思います。
新しい会社では、持ち前の人懐っこさと忍耐力で活躍してくれることをスタッフ一同願っています!(^^)!

ななころ取手では1日1日がワクワクにつながる事業所を目指して、微力ではありますが利用者さんと共に成長していきたく存じます✨

 

 

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